【PHPカンファレンス2016 フォローアップ】Cygamesを支えるPHPについて講演しました


こんにちわ。サーバーサイドエンジニアの小笠原です。

時間が空いてしまいましたが、2016/11/3に行われたPHPカンファレンス2016で「Cygamesを支えるPHPと、その高速化の取り組み」というタイトルでセッションをさせて頂きました。発表資料は下記になります。

また当日の様子はYouTubeにも公開されていますので、恥ずかしい限りですがせっかくなのでご覧頂ければ幸いです。

発表した内容について

発表した内容は大きく2つに分けて、下記になります。

  • Cygamesのサーバーサイドの現状
    • サーバー構成/技術スタック
    • 開発者のマインドセット
    • 開発/運用での各種取り組み
  • Zephirを使った高速化の取り組み
    • Zephirの導入~運用について

前半に関しては、これまでCygmaesの約5年の間で培われた考え方/価値観や、実践している取り組みについて話しました。

スライドにすることは、これまで行ってきたことをまとめる良い機会となりました。
今回はそれぞれざっくりした紹介になったので、詳細な部分は別の機会でまた話すことができたらと思います。

後半では、直近でとあるアプリの一部に取り入れたZephirを使った処理の高速化について話しました。
Zephirは大雑把に言ってしまうと、「PHPのような感覚でPHP Extensionを作成できる言語」です。PHP Extensionにすることで処理の高速化、共通化などが見込むことができます。

コンパイルやデプロイフローが増える等の面もありますので、導入の際はメリット/デメリットを理解した上で影響範囲が少ない箇所から行うのがよいと現状は考えています。

Zephir Programming Language

発表を終えてみて

Cygamesのサーバーサイドとしては、PHPカンファレンスのような大規模イベントでのセッションは今回が初めてでした。

当日は立ち見の方もいるくらい多くの方にセッションに参加頂いて本当にありがたかったです!
また、質疑応答では参加者のみなさんが疑問に感じられた箇所について話せたこともよい経験になりました。
その際に紹介したツールについてもご質問頂いたので、次の機会ではそれらの実装/運用についてもお話できればと思います。

次へのアクション

今回はCygamesのサーバーサイドをダイジェストでご紹介させて頂きました。
ですが、まだまだ出来ていないこと、やるべきことがたくさんあります。
それら1つ1つにチャレンジしていって、その成果をまたPHPカンファレンスのような場でアウトプットできればと思います!

最後になりますが、Cygamesでは一緒にチャレンジできるエンジニアを募集しています!
ご興味ありましたら、採用ページをご確認ください。