【社内勉強会】スキルサーズデーに社外講師として和田卓人氏をお招きしました


こんにちは。サーバーサイドエンジニアサブマネージャーの星野と申します。

Cygamesでは、毎週木曜日に「スキルサーズデー」という社内勉強会を開催しています。スキル向上や知識の共有を目指し、業務で得られた知見を講演形式で発表するイベントです。過去にも紹介しておりますので、そちらも併せてご参照ください。

有志のスタッフが運営しており、発表・聴講ともに誰でも参加できます。元々はエンジニアが中心になって始めたものですが、今ではエンジニアだけでなく、プランナーやデザイナーなども参加して、多岐にわたる内容が発表されています。講演テーマは基本的に自由で、話したいことがある人が自主的にエントリーするのですが、予定が数カ月先まで埋まるくらい活発な運営が続いています。

このスキルサーズデーでは、外部から専門家を招いて講演していただくこともあります。今回は、タワーズ・クエスト株式会社の代表で、「テスト駆動開発」のエバンジェリストである和田卓人さんをお招きしました。

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Cygamesでは一部プロジェクトでユニットテストを導入しているのですが、社内でテスト文化への理解をより広く推進したい意図から、和田さんに講演をお願いました。

テスト駆動開発の理解を深める

テスト駆動開発(TDD)とは、「テストファースト」を主眼とする開発手法です。テストファースト、つまりプログラムの実装前にテストコードを書き、そのテストが動作する必要最低限な実装をとりあえず行った後、コードを洗練させていくという工程を繰り返すスタイルです。テストコードを先に書くため、実装するプログラムが持つ役割への理解が深まる、デバッグの時間を短縮できる、バグそのものを減らせるといったメリットがあります。

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社内の広めのセミナールームを用意したにもかかわらず、当日は満席に。その道のスペシャリストの話を生で聞ける機会ということで、みんな熱心に聞き入っていました。セッション後の質疑応答も活発で、知識を吸収したいという意欲が伝わってきました。

まとめ

長期運用中のプロジェクトコードについて、いきなりすべてのテストを書くことは難しいところですが、書けるところから少しずつでもテストを書いていくという意識が芽生え、テストファーストの文化が育っていけばと思います。今回の講演が好評だったので、再度和田さんにおいでいただき、次はより実践的なお話をしていただけたらと考えています。